渋谷の将来性について
ITベンチャー企業が多く集まる渋谷はIT革命によって、一時それらの拠点を渋谷から移したこともあったが、2010年ごろから、ITカルチャーが活発に動き出し、2011年に渋谷にオープンしたタワービルの1つに大手の企業が次々と入居をはじめると、2012年には渋谷駅東口の商業施設にITベンチャー事業がこぞって入居の動きを見せ始めた。
ITベンチャー企業の大手ばかりではなくスタートアップ企画も集まり始め、一旦は穏やかになっていた渋谷のITカルチャーの息は吹き返している。
渋谷には大小あわせて約30ヶ所の子ワーキングスペースが存在し、IT系ワーカーやクリエイターが集結し、そういった人たちが連携を取りながら、1つのプロジェクトを完成させていくという非常に渋谷らしい動きがある。個人として働くことができるのが渋谷ならではの特色だ。
2013年にはクラウドソーシングサービスを運営する国内大手も相次いで渋谷に移転し、これからの新しい働き方を企業も渋谷に期待していると考えられる。こういった企業もインターンなどの受け入れを盛んに行っているので、インターンシップを考えても渋谷はおすすめの街だ。
若者が自分らしく生きる自由な街である渋谷は、ITカルチャーがこれからも動き続け、新しいビジネスが誕生する街であると期待できる。
新しいことを始めるパワーに溢れた渋谷のITベンチャー企業の将来は非常に明るいと言えるだろう。